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No.35
H15.03.05

まっ白なもろみにカイを入れながら「袋とり」をします。
もろみは冷たさが違うんです。手についたもろみは感覚がなくなるほどです。
でも米つぶがとてもきれいで、白さはウェディングドレスの白さというか、幸せをかもし出してくれるような白さです。蔵仕事を手伝わなければ味わえない、見られない仕事です。

袋とりをしたもろみをフネにねかせて自然にお酒が出てくるのを
トビンにとります。


袋を竹にかけてポタリ、ポタリとたれるのをまちます。我蔵ではみんなで知恵をしぼっています。

−どうちがうの?−
りんごジュースを家庭で作ったとします。ガーゼにすりおろしたりんごがあります。力を入れないで手にもっていると、ポタリ、ポタリとジュースがでてくるでしょう。力を入れるとグ〜〜ッ!としぼれるよね。味はどうちがうでしょう?この少しの違いが“究極の違い”になってきます。

蔵の中はフルーティー!暗い、重いイメージとは随分かけはなれた香りです。

プ〜〜〜ン!(?)ちょっと変ですね。。。スゥ〜〜〜!
新鮮(採りたて)りんごを割るパシッ!と音がして、若々しい香りがするよね。そんな香りです。

なんともいいようのない香りが漂うと、お酒になってきたうれしさがこみあげます。

大吟醸は口にふくんで味わってほしいと願うばかりです!

 
  機械を使えば早く出来る仕事を手間をおしまず、時間をかけて丁寧にすることで、製品の高品質をうみだしています。蔵人たちは味がグ〜〜〜ン!と違うことを知っています。
だから大変でもがんばります!
 
 

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